2018・2019年長野県地域発元気づくり支援金活用事業
天蚕の恵みと
新屋の屋敷林
天蚕からの富が生み出した「豊かな集落」
新屋一帯は、中房川の扇状地の⽔利条件の悪い⼟地でしたので、近世以降の⽤⽔整備等に伴い集落が成⽴してきました。しかし、明治に入ると周辺の村々と有明村を構成し、その中心地となりました。この急激な発展を支えたのが、荒れた⼟地に自生するクヌギを餌にする蛾の繭からの「天蚕糸」がもたらした富でした。この富は住まいの形を変え、暮らしを豊かにし、山麓の観光開発にもつながっていきました。
協定団体 屋敷林と歴史的まちなみプロジェクト
マップ ふるさとウォッチング No.13